銀行カードローンを金利で比較!低金利なのはどこ?

 

ローン契約をし借入をすると返済をする際に利息がかかります。

 

その為、借りた金額ぴったりを返済すればよいわけではなく、プラスアルファの金額を利息して払わなくてはいけません。

 

利息は借りた金額に金利の割合が掛けられて決まります。

 

つまり、少しでもプラスアルファで払う利息を少なくしたい場合、金利が低いローンで契約した方が良いです。

 

金利の比較は上限金利でする?

 

ちなみに、金利は〇〜△%というように幅を取って設定されている事がありますが、基本的には△の上限金利を基準に金利比較をします。

 

〇の方は下限金利といって、大体上限金利よりもとても低い金利になっていますが、まず下限金利でローン契約出来る事は少ないです。

 

というのは、下限金利はローンで借りられる最高限度額が審査で決まって設定される金利だからです。

 

最高限度額は、高い設定のカードローンでは800万円や1,000万円となるので、なかなか審査通過できる金額ではありません。

 

その為、下限金利も設定されることがほぼないといえるわけです。

 

カードローンで借り入れをする場合、金利を比較すると消費者金融よりも銀行の方が上限金利の設定が低い事が多いといえます。

 

銀行は消費者金融より上限金利が低い
金融機関 金利

みずほ銀行カードローン

年2.0〜14.0%

三井住友銀行カードローン

年4.0〜14.5%

イオン銀行カードローン

年3.8〜13.8%

静岡銀行カードローン セレカ

年4.0〜14.5%

プロミス

年4.5〜17.8%

アコム

年3.0〜18.0%

アイフル

年4.5〜18.0%

モビット

年3.0〜18.0%

 

したがって、カードローンを低金利で利用するなら、銀行カードローンへ申し込んだ方が良いでしょう。

 

ただ、銀行カードローンと一重にいっても、大手銀行から地方銀行やネット銀行など沢山あり、金利を比較するのも簡単ではありません。

 

各銀行の公式HPをそれぞれ見るのも意外と時間がかかりますし、銀行に直接行って窓口で詳しく説明を受けるのも時間がかかります。

 

そこで当サイトでは、各銀行カードローンの金利比較がし易い情報をまとめました。

 

このページでは、大手銀行・地方銀行・ネット銀行の区分で銀行カードローンの金利をそれぞれ比較しています。

 

基準金利の比較は勿論、金利引き下げがある銀行カードローンの場合は金利が下がる条件も記載しているので、参考になれば幸いです。

 

大手銀行カードローンの金利比較

大手銀行カードローン 金利 最高限度額

みずほ銀行カードローン

年2.0〜14.0%

800万円

三井住友銀行カードローン

年4.0〜14.5%

800万円

三菱UFJ銀行カードローン バンクイック

年1.8〜14.6%

500万円

りそな銀行 プレミアムカードローン

年3.5〜12.475%

800万円

りそな銀行 クイックカードローン

年9.0〜12.475%

800万円

みずほ銀行カードローンは住宅ローンの併用で0.5%金利引き下げ適用
りそな銀行プレミアムカードローンは住宅ローン併用且つマイゲート利用で0.5%金利引き下げ適用
りそな銀行クイックカードローンは給与振込利用で0.5%金利引き下げ適用

 

このサイトでは、りそな銀行も含めてメガバンク4行で扱っていきます。

 

その際、大手銀行カードローンの中で基準金利の最高値が一番低金利なのは、りそな銀行カードローンの2つのカードローンといえます。

 

どちらのローンプランも上限金利が年12.75%ですが、住宅ローンの併用や給与振込先をりそな銀行口座にする事で金利が低くなります。

 

りそな銀行カードローンは金利引き下げ適用後、年11.975%が最高金利となり、100万円以下の限度額でも年12.0%という低金利で借りられるのは珍しいです。

 

ただ、他の大手銀行カードローンと比べると金利引き下げがされなくても約年2%ほど低金利なので、審査通過はなかなか安易ではないでしょう。

 

りそな銀行カードローンの次に低金利なのは、みずほ銀行カードローンです。

 

みずほ銀行カードローンも、住宅ローンの併用で金利引き下げ可能なので、元々みずほ銀行ユーザーの方には特にオススメできます。

 

地方銀行カードローンの金利比較

地方銀行カードローン 金利 最高限度額

静岡銀行カードローン セレカ

年4.0〜14.5%

500万円

千葉銀行カードローン

年1.7〜14.8%

800万円

横浜銀行カードローン

年1.9〜14.6%

1,000万円

東京スター銀行スターカードローン

年1.8〜14.6%

1,000万円

名古屋銀行カードローン

年2.9〜14.5%

1,000万円

千葉銀行カードローンの申し込み対象地域は千葉全域・東京全域・埼玉全域・茨城域・神奈川(一部地域除く)
名古屋銀行カードローンの申し込み対象は愛知県・岐阜県の名古屋銀行営業区域内に居住または勤務(営業)先がある方
横浜銀行カードローンの申し込み対象は神奈川全域・東京全域・群馬(前橋市,高崎市,桐生市に限る)

 

地方銀行は大手銀行よりも規模としては小さいのですが、カードローンの金利や限度額は遜色ない条件となっている事が少なくありません。

 

地方銀行カードローンは沢山あるので、もっと他の地方銀行カードローンについては他のページで紹介します。

 

上記の中の地方銀行カードローンでは、静岡銀行カードローン セレカと名古屋銀行カードローンが同一で低金利です。

 

しかし、静岡銀行カードローン セレカが全国からの申し込みに対応しているのに対して、名古屋銀行カードローンは申し込み対象に条件があります。

 

その点を考慮すると、上限金利の設定が同じなら静岡銀行カードローン セレカの方が契約しやすいといえるでしょう。

 

また、静岡銀行カードローン セレカは借り換え先にも利用可能なので、消費者金融から借り換える場合には低金利になります。

 

ネット銀行カードローンの金利比較

ネット銀行カードローン 金利 限度額

オリックス銀行カードローン

年1.7〜17.8%

800万円

イオン銀行カードローン

年3.8〜13.8%

800万円

楽天銀行スーパーローン

年1.9〜14.5%

800万円

ジャパンネット銀行ネットキャッシング

年2.5〜18.0%

1,000万円

 

ネット銀行カードローンは、有人店舗や自動契約機を持たない銀行です。

 

イオン銀行はイオングループの商業施設内に案内所を設けている事がありますが、厳密には銀行としての店舗ではないといえます。

 

ネット銀行カードローンは、大手銀行カードローンや地方銀行カードローンと比較すると、金利はやや高めであることが多いです。

 

ただ、高額の借り入れになる場合は、消費者金融よりは低金利で借りられる可能性が高く、借り換えやおまとめに対応しているものも少なくありません。

 

ネット銀行カードローンの中でダントツに低金利なのはイオン銀行カードローンといえます。

 

年13.8%の上限金利は、りそな銀行のカードローンは除く大手銀行カードローンよりも低金利です。

 

イオン銀行カードローンの次に低金利なのは楽天銀行スーパーローンといえます。

 

楽天銀行スーパーローンでは、不定期に金利引き下げキャンペーンなどもしているので、そのタイミングで申し込むとより低金利で借りられるでしょう。

 

また、楽天銀行スーパーローンを契約すると、楽天スーパーポイントがもらえるので、楽天ユーザーの方にはメリットがあります。

 

 

漠然と、「大手銀行カードローンで借りておけばそれなりに低金利になるだろう」と思っていた方もいる事でしょう。

 

確かに、上述してきた中で上限金利が一番低金利なのは大手銀行りそな銀行のカードローンです。

 

しかし、地方銀行カードローンやネット銀行カードローンの中には、他の大手銀行カードローンと変わらないくらい、もしくはさらに低金利なものもあります。

 

その為、申し込み先として検討する銀行カードローンの選択の幅は広く持ち、金利をよく比較することが重要といえるのです。

 

契約した時の金利に満足できなかったら?

 

上限金利を目安に納得して申し込んでも、実際はやはりどこかで「最高金利よりも少しは低い金利で借りられるのではないか?」と期待してしまうものです。

 

また、カードローンは変動金利としている銀行も少なくないので、上限金利が意図せず上がってしまって途中で金利が高くなることもゼロではありません。

 

もし、審査通過し契約をした後で設定された金利に満足できない場合、取れる対策は2つあります。

 

1つは契約している銀行よりも上限金利が、さらに低金利な銀行カードローンへ借り換えてしまう事です。

 

もう1つは契約している銀行で限度額増額を申し込み金利引き下げをする事です。

 

ただ、借り換えも限度額増額も、契約してすぐにするのはあまりオススメしません。

 

というのは、あまり短いスパンで契約先を移ったり、増額を申し込んでも、うまく審査に通過出来ないからといえます。

 

基本的には、契約先で半年〜1年ほど利用実績を積んでから、借り換えや増額に臨み金利引き下げを試みるのが良いでしょう。

 

契約だけして、そこまで利用もしないうちから契約先を変えたり、増額の申請をすると貸付側に信用してもらえないので、結局金利が下がらない可能性が高いです。

 

それなりに契約先で信用実績を積んだうえで、金利引き下げはチャレンジしてみてください。

 

ただし、借り換えも増額も審査がありますから、返済遅延や延滞などをしている場合は失敗しやすいので、まずは返済状況を改善することに努めましょう。